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インフレを知っていますか?





デフレに慣れきっている現在の生活では、”インフレの恐怖”をほとんど感じません。
というか、”インフレ”と聞いて、実際にどのような社会になるのか知らない人も多いでしょう。

まず、インフレになると、どのような世の中になるのか、これまでの経験を踏まえて、
ご紹介します。

品物が不足する?

私たちの世代(50歳前後)から上の世代の方は、インフレの恐怖を知っています。
世に言う「石油ショック」を知っているからです。

ここでは「石油ショック」のなんたら・・ではなく、インフレという状態が、
実際どうなるのかを紹介しましょう。

トイレットペーパーが売り場から消滅した!

石油ショックで最も印象に残っているのが、トイレットペーパーがスーパーの売り場から
消えてしまったことです。

買いたくても品物がないのですから、少しでも入荷すれば、多くの人が、
われ先に殺到します。

少ない品物に買い手が殺到すれば価格が上昇するのは、当たり前。

トイレットペーパーは絶対に欲しいわけですから、他の人が100円と言っているところを
「私は200円出すから売って!」となり、価格がどんどん上昇していくのです。

これがインフレの正体です。

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一つの品物の入荷が少なくなると連鎖して品不足が深刻になる

トイレットペーパーだけが不足するなら、まぁ、トイレのときに多少我慢すれば良いでしょう。
しかし、インフレが深刻になってくると、話はもっと複雑になります。

例えば、最近の値上がりと言えば、小麦粉が話題になっています。

小麦粉が不足して、値上がりすると、パン屋やパスタ屋も原料の価格が上昇するので、
パンやパスタの値段を上げます。

すると、買い手は、なかなかパスタやパンを買えないので、消費が伸びないことになります。

消費が伸びないと、少ない売り上げで利益を上げようとするので、益々価格が上昇します。

もちろん、原材料の小麦粉も、これにつられてさらに価格上昇するわけです。

お店は安く売りたいけどできない、客は安く買いたいけど、品物が少ない。
こうして、いよいよ深刻なインフレになってきます。

不動産価格の上昇

デフレで注目されているのは、不動産価格の下落です。

土地や建物は資産として有望なものですから、これらの価値がなくなってくると、
総じて、資産の現象⇒不況ということになります。

バブルのように本来の価値より高額になるのは良くありませんが、本来の価値を失うのも深刻です。

インフレになると、この不動産価格も上昇します。

家賃も上昇するので、払えなくなってくると、「あの時、マイホームを買っておくべきだった」なんて、
後悔する可能性も出てくるわけです。

円安のリスクを考えよう

円安とは、ドル高・ユーロ高です。



円安になると、”景気が良くなる”、”株価が上がる”と良いことばかりが強調されますが、
裏には、ドル高、ユーロ高という現実があります。

これは、”輸入品が値上がりする”ということに直結します。

輸入品が高騰する!

「私はインポート・グッズなんて買わないから関係ない」と思っていませんか?
現在の日本では、輸入品なしで生活はできませんよ。

前述の小麦粉が値上がりしている理由の一つは、円安です。
小麦粉は、”メリケン(アメリカのこと)粉”と呼ばれるぐらい、アメリカから輸入しされています。
アメリカの小麦が不作になれば、値上がりするし、円安でも値上がりするのです。l

アメリカからの小麦が値上がりすると、多くの日本人は困りますよ。

パン、パスタはもちろん、菓子類、ハンバーグ、てんぷらなど、いろんな食べ物に使われています。

これら全てが一斉に値上がりするかもしれません。

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円安で高騰がりが予想されるもの

それでは、円安に直接影響を受けるものを考えてみましょう。
輸入車などは、買わなければよいので、これは除外ですよ。

現在の日本には、生活必需品の中に輸入品が溢れています。
問題は、ここにあります。

エネルギーと食品の値上げは家計を直撃する。

輸入品の中でも、高騰すると影響が出やすいのが、エネルギー関連と、
食品関連です。

エネルギー関連の価格が上昇すると・・

家庭で消費するエネルギーと言えば、電気、ガス、そしてガソリン・灯油など石油製品です。
どれも、使わないわけにはいかないエネルギーです。

ガスや石油製品は値上がりすると家計を直撃するのは、当然です、
電気も、原発が止まっている今では、天然ガスなど、輸入されるエネルギーに依存しています。
したがって、円安の影響を受けて、電気代も高騰することが予想されます。

食品価格の高騰

国産食品の方が”安全でおいしい”ということで、高級感がありますが、安い輸入食品のおかげで、
なかなか売れないのも事実です。

ですから、輸入食材の高騰は、国内の食品業界にとっては追い風と捕らえることもできますが、
消費者にとっては、食品価格全体が上昇するため、深刻な問題となります。

一時期、牛丼屋の牛肉が手に入らないということで問題になりましたが、
今度は、”輸入牛肉が高い”という理由で、牛丼価格の上昇が問題になるでしょう。


インフレに備える!

インフレは”あらかじめ判っている”これから起こることです。
”値上がりは困る”だけではなく、しっかりとした対策をすることで乗り切ることができます。

インフレ対策を しっかりやっておく!

何事にも準備が大事です。
これからやってくるインフレにどのように対応するべきか。
考えてみましょう。

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