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問題はインフレと景気回復にタイムギャップがあること

政策的にインフレを起こし景気回復を狙うのがアベノミクスです。
狙いどおりならば、家計も潤うはずですが、問題点もあります。

一番の問題は、インフレによって物価が上がっても、すぐには賃金が上昇しないことです。
早く言えば、物価が上がっても給料が上がらないという最悪の状態が、一時的にも起こってしまうことです。

一過性のものだが重大な問題だ!

物価と給与のアンバランスは、景気が良くなって企業が儲かり、昇給すれば解決される問題です。
ですから”一過性のもの”と軽視されがちですが、一般家庭にとっては、一時的にしても、
”買いたくても買えない”という状態に陥ってしまうのですから重大な問題です。

貯蓄は役に立たない・・・というか損!!

インフレというのは物価が上がること。
裏を返せば”お金の価値が下がる”ということです。
昨日まで100円で買えていたものが、明日になれば200円!
なんて事が起こるかもしれない・・というのがインフレです。

今、1,000万円の貯蓄があって、安心している人もいるかもしれません。
しかし、インフレで物価が2倍になると、貯蓄の価値は半分です。
1,000万円で買えていたものが2,000万円ないと買えない。
1,000万円あるのに、500万円だった物しか買えない。
これが、インフレです。

このように考えると、現金をそのまま貯金しておくことは、
決して得ではなく、大きな損害を生む可能性があるのです。

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”何もしない”のが一番良くない!

デフレとは逆の考え方が必要

買い物に対する考え方が、デフレとインフレでは全く逆になります。
インフレのイメージを今から頭に叩き込みましょう。

”早い者勝ち”の世の中がやってくる!!

デフレの世の中では”安くなるまで待つ”のが当たり前でした。

新製品の家電でも、半年になれば半額になる・・・というような状態ですから、
”安くなるまで待つ”のは当たり前だと思っている方がほとんどでしょう。

しかし、本当にインフレになれば、価格は上昇するわけですから、
待てば待つほど値上がりするのですから、これは、愚かな愚策となるでしょう。

早く購入する方が得になるのですから、これから求められるのは、
”素早い決断”です。

1年でも、一ヶ月でも、1日でも早い決断が求められます。
素早い決断に必要なのは、十分な情報です。

情報力の差が明暗を分けるでしょう。

簡単に言えば、早い者勝ちの世の中がやってくる!!
って事ですね。

輸入品の中でも、高騰すると影響が出やすいのが、エネルギー関連と、
食品関連です。

貯金をそのままにしておくべからず!!

今、銀行に預けている現金は、インフレが現実になると確実に価値が下がります。
したがって、”価値が上がるもの”に変えておく必要があります。

問題が難しいと思うならば、値上がりする前に、この際、”必要なもの”や
”欲しいもの”を買ってしまうのも一つの対策と言えるでしょう。


預金は不利だが、借金は有利!!

インフレは借金を軽減する

インフレになると貯金は不利になりますが、逆に借金は有利になります。
この辺が経済の面白いところです。

例えば、100万円の借金があったとしましょう。
これを10年後に返すとすると、10年後に必要なお金はやはり100万円です。(金利は無視)

そこで、インフレで物価が2倍に上がった(お金の価値が半分になった)とします。

100万円の借金は、は、10年経ってもやはり100万ですが、物価高の影響で給料も2倍に上がっているはずですから、同じ100万円でも返済は相当楽になっているはずです。

政府の財政再建にもインフレは重要

日本も今や借金大国になっているのは周知の事実です。
しかし、これもインフレが発生すれば解決します。

借金の額が物価に影響されないのはこれまでの説明どおり。
物価が上がれば相対的に借金の負担は減ります。

日本財政の場合は、これに加えて消費税の収入も増加が見込めます。
物価が上がれば自然に消費税も上がります。
黙っていても税収の増加が見込めるわけですから、消費税導入と、
インフレ対策のセットで考えれば、財政問題も解決できそうですね。

物価の上昇に備える

それでは、次のページからは、インフレに伴う物価上昇に対抗する方法を、
ご紹介しましょう。

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