ETC購入ガイド

初めてETCを購入する場合は、機種を選ぶ基準が判りにくいと思います。
そこで、ETCの代表的な機能を紹介します。(今更聞けない??)

ETCとは
ETCは、高速道路の支払いを自動的に行いますが、この仕組がなかなか理解しにくいと思います。
実は、僕も最初は良く判っていなかったんですよね。
導入してから「あー、そーなのか!」って気付くことがありました。

◆高速道路の通行料金は、クレジット・カードから引き落とされます

   ETCはゲートをくぐる時に自動的に料金を徴収されます・・・・どこから???
   実は、クレジット・カードからなんです。
   しかもETC専用のカード(ETCカード)です。
   ETCゲートをくぐる時に「どこから入ったか」「どこで出たか」などの情報をやりとりして、
   通行料金をクレジット・カードから自動的に引き落とすシステムになっています。
   その時に使用するETCカードについては、車載器に挿入されているカードなら
   どれでもよく、使いまわしが可能です。
   この事から通行料を節約する方法などがあるわけです。(別に紹介します)
   「今日は、お前が払え」と言って、他人のETCカードを使うことも可能だということですね。

*ETCカードは、現在、手持ちのカードがあれば、そのカードのETCカードを作るのが、
 最も簡単な方法ですが、新たにクレジットカードを作り、同時にETCカードも作る方法もあります。
 カーライフに使うカードを新たに作っておけば、同時にガソリン代を節約したり、
 高速を頻繁に使う方は、自動的にマイレージが倍増するカードなど、お得なカードを
 利用する手もあります。
 
  カーライフをサポートするカードをこちらで紹介しています。

◆セット・アップとは

   前述のように、ゲートを通って一般道に出るときに、自動的に料金を徴収されるわけですが、
   僕が疑問に思ったのは、軽自動車から大型車まで、通行料が違うはずですよね。
   軽自動車なのに大型車の料金をふんだくられたのではたまらない。
   「どこかで車の大きさを測っているのか????」
   ・・・って、このような事を心配していたんですよね。
   実は、この部分がセット・アップにかかってきます。
   車の種類をあらかじめETCの車載器に入力しておき、ETCのゲートを通過するときに、
   そのデータを送信しているわけです。
   
   したがって、セットアップするには、車載器を取り付ける車が普通車なのか大型車なのか
   といった情報が必要になります。
   セットアップをする業者は、車検証を使って、それを確認するようです。

   セット・アップの料金は業者によってかなり違います。
   通常2,000円〜4,000円程度ですが、車載器の価格に込みになってる場合もあります。
基本機能 ETCゲートを通過したときに、ちゃんと情報をやり取りできているのか、
なんらかの方法で確認しなければいけません。
(でないと、動作してるのかどうか全然わかりませんから)
ですから、最低限、動作したらブザーでお知らせする機能は付いているようです。
料金案内 ETCゲートを通過すると、料金所に通行料が表示されるのですが、
ETCの場合、車は止まりませんので、見落としてしまいがちです。
これを防ぐために料金をディスプレイに表示する機種があります。
音声案内 上記の通行料金を、ディスプレイに表示するのではなく、
音声で教えてくれます。
音楽など大音量で聞いていると聞こえない場合もあります。
音声案内の付いている機種は、ディスプレイも付いているようです。
アンテナ ETCは、電波で通信するので、アンテナが必要です。
アンテナは本体に内蔵されているタイプと本体と分離しているタイプがあります。
アンテナは内蔵されている方がコンパクトで配線もなく取り付けし易いのが特徴です。
分離型では、本体を目立たないところに設置し、小さなアンテナだけを
ダッシュボードやフロントガラスに取り付けるようになっています。
実は目に付くところに本体を置かないのは、単に視覚効果だけでなく、
停車時に、ETCカードを通行人に見えないようにする効果もあります。
ETCカードは、クレジット・カードですから盗難にあうと大変なことになります。
したがって、車を離れる時にはETCカードを抜いて、車内置かないように
しなければいけません。
でも、これが意外とめんどくさい。
そこで、ETCカードを挿入する本体を外から見えないところに隠しておけば
いちいちカードを抜く必要がない、というわけです。
◆ETCの選び方

ここからは自分なりの解説になりますので、好みに応じて臨機応変に対応してください。
まず、アンテナですが、自分で設置する場合は、電源だけ用意すればOKなので
一体型の方が簡単です。
分離型の利点は、上記に書いてますが、一体型の方が安いので、はっきり言って
カードの抜き差しがめんどくさくないなら一体型で十分だと思います。
抜き忘れ、刺し忘れが確かに恐いのですが、これは気をつければよいので、
こんな事にお金をかけるのは無駄かなと思います。
取り付けも簡単なので、ぜひ自分で取り付けてください。

料金表示も、そこまで必要を感じません。
出口の料金所で表示されるので、要は見落とさなければ良いわけです。
必要な場合を感じたのは、通行料金を複数の人数で割り勘する場合。
この場合は、履歴が残る機種だと便利だと思います。

という事で、アンテナや料金表示については「必要」という事ではなく好みの問題です。
料金がディスプレイに表示されると嬉しいし、音声案内が流れると自慢できます。
こういう自己満足のメリットが一番大きいのではないかと思います。

価格については、送料の有る無しはもちろん、セットアップ料金がどうなっているか確認してください。
セットアップ料は、それなりの金額なので、別に必要となると、本体を安く手に入れても、
無駄になってしまいますので、注意が必要です。

   

ETCのお買い得情報(楽天市場)を掲載しました。
     ↓
  ETCお買い得情報へ
inserted by FC2 system